Case #096: TPLO症例(小さいブレードでの骨切) |日野どうぶつ病院|1

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Case #096: TPLO症例(小さいブレードでの骨切)

Case #096: TPLO症例(小さいブレードでの骨切) |

TPLOが立て続けに入ってます💦

今回の患者さんはトイプードル3.14kgです。
TPA27°ぐらいで、ブレードは10mm。予備は8mm。プレートは1.5mmVOIのもの。予備は2.0mmのVOIとFixinのマイクロのT字のものを2種類確保しています。
1種類だけだとまさかの事態に対処できないから、どうしても滅菌の数は増えちゃうなぁ。

小さいブレードでの骨切はぶれやすくって苦手意識がありました。
知り合いの若手筆頭の先生に小型犬のコツきりが難しい件を相談しましたが、別にそうでもないような・・・。
私の場合は、試行錯誤の末、骨切ラインの少し内側にキルシュナーを2本打って、それを支えてにしてカットすることで、解決できるようになりました。
2mmぐらいの深さまで溝ができればあとは15mmとかのブレードできるのと同じように切れます。同じような悩みをお持ちの先生は、是非お試しを。

飛騨地方からの方だったので、オペ後入院なく帰られました。早く歩けるようになりますように🙏

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