Case #067: 骨移植について


以前、猫にできた口蓋の口鼻瘻(ONF)の治療を行い、もう治ったと思っていたのだが、残念なことに別の部位に再発してしまった。米国の獣医歯科専門医の先生に相談したところ、自分だったらこうするという意見をいただいたが、その中の一つが骨移植だった。

日本国内では購入ルートがないので、もし購入したい先生にお役に立てばということで掲載したい。

製造元は以下。

Veterinary Transplant Services, Inc

私が購入したのは、Veterinary orthopedic implantより購入した。

https://vetimplants.com

TPLO用のインプラントをはじめ、ロッキングのインプラントをよく購入していることもあり、日本語ができるVOI社のミカさんに相談したところ、新しい製品なので発送までに2週間ほど時間を欲しいと言われた。が、実際は注文して1週ほどで届いたと記憶している。

私が購入したのはsize3。一つずつ滅菌されており、常温で保管である。

写真にあるのは、使用後(オペで必要な大きさに切った残り)のもの。

真ん中の銀色のパッケージの中に、クリアーのケースに入れられたbone membrane(というより骨板)が滅菌されて入っていた。

カタログにはないが、厚みは1mm丁度。

乾燥していると針は通過しないが、

血液や水で濡らすと縫合針も貫通できる。写真は、PDS4-0丸針。

オペに使用する前のものはないので、稚拙な絵だがこんな感じ。スジが入っている。使用前で乾燥しているわからないが、濡らすとこういう構造だということがわかる。

使用にあたって、最も注意が必要なのは、このスジが入っているということかと思う。木の板のような。。。この写真からわかるかなぁ。。。なので、このbone membraneを何かの補強のために使おうとかいう場合、端っこに穴を開けたり、穴の間隔が近かったり、太い縫合針やキルシュなーワイヤーを刺すと場合によっては真っ二つに割れてしまうかもしれない。その場で破損はなくても、かなり速いスピードで強度は低下するのではないか。

使用したのはこの一度だけなので、全ての製品で、このように綺麗に縦に筋が入っているのか、斜めにカットされたものが来るのか、その辺については不明である。

注意書きには、一患者に1回のみの使用と書かれてもいるし、使用するにあたっては詳細をご確認の上、各獣医師の責任のもとご使用ください。

#骨移植

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◯このブログは、当院に受診をしようかと考えている飼主さんや紹介してみようかと検討している獣医さんを対象としています。 現在、たくさんの動物病院があり、一軒一軒動物を連れて受診するわけにも行きません。受診前の下調べとして、当院が一体どのような治療をしているのか、私がどのようなことを考えながら働いているかを知ってもらう為の1つの手段としてごご覧頂けたらと思います。また、獣医さんには、紹介をご検討いただ

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