当院の昨年の手術の実績からライン診察について |日野どうぶつ病院|1

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当院の昨年の手術の実績からライン診察について

皆さん、こんにちは~

このところ、ちょっとだけ診察が暇だったり、手術のキャンセルや見送りがあったりで、今日は久しぶりにブログをアップしようと思いPCに向かいました。

さて、もう10月に入りましたね。1年の3/4が終わりまして~~~、今年の振り返りや来年どうしよ~~~って色々考えています。一方、私も54歳なので、後何年病院をやれるのか、今のクオリティーを何年保てるのか?そんなことも考えながらね。

ちなみに、昨年の当院の手術実績を上げてみます。当院は、水曜日祝日と日曜は午後が休診となっています。1年約52週間なので52×5は260。そこから祝日16日を引くと244日です。ですので、ほぼ毎日なんらか手術があったということになります。約6割が歯科手術、2割が整形外科、12%が不妊手術で、8%が腫瘍の切除やらなんやらという感じです。1日1件と決めていますが、これは獣医師が私一人だということ、そして実施する手術が多くの病院さんがやりたがらないような手術で、正直とても大変な手術ばかりだからです。相談にこられる飼い主さんは皆さん必死で、岐阜県内だけでなく、お隣の滋賀、愛知、長野からも診察にこられています。そういえば、先日は遠路山梨からもみえました。私の後ろには誰もいないという気持ちで、診断をお伝えしています。診断というのは時に冷酷ですが、いろんな病院に行っても不確かなことしか言ってもらえないのは、かえって動物にも飼い主さんにも不利益です。オブラートに包んでやんわりお話ししても誤解されてしまいかねません。ですので、責任を持ってしっかりと診断し伝えるよう全力を尽くしています。

私は生まれてすぐ、体調が悪く泣いてばかりいたらしいです。生まれは名古屋市内の病院でしたが、産後すぐに飛騨の山奥の実家に戻りました。泣いてばかりいたので、両親は真冬の1月、雪深い飛騨の里から、なんと東京大学や慶應大学の病院まで私を連れて行ったらしいです。何軒か首都圏の大学病院ではわからなかったものの、岐阜大学の大学病院にかかったところ、瓢箪からコマ的なことで直してもらえたらしいのですが詳細は伏せておきます。💦ですので、遠方から頼られてくる方の切実な思いには、よりしっかりと答えてあげなければと思っています。相談にこられる方はもちろんそうだと思いますが、それを受ける私も必死なのですよ。

当院は、ライン診断を行なっています。公式ラインに登録いただき、可能であれば正面、右横、左横、できるだけ歯が見える状態で10枚くらい撮影し、送ってくださればかなりのことをお伝えすることができます。かかりつけの病院さんにもご協力いただければなお万全です。歯科についてお悩みの方、是非ご相談ください。

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